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生活環境看護学分野
スタッフ
若村 智子 教授
若村研究室Facebook https://www.facebook.com/502535473200446/
分野の紹介
生活環境看護学とは、生活環境と人との関わりを通じて、看護学を考える分野です。ナイチンゲールが「看護の覚え書き」で、健康にとって環境は重要な要因であると記述しています。病気からくると思われている症状や苦痛は、病気以外の環境がその原因になっていることのほうが多いとも述べています。人には、病気になれば、回復に向かう力があり、癒やそうとする自然の回復力があります。看護は、薬を渡す、熱を測る、精神的なサポートすることを、仕事のイメージと思う人が多いかもしれません。しかし、その患者の自己治癒力にはたらきかけ、患者の生命力の消耗を最小にするためには、環境を整えることがまず重要であるとナイチンゲールは説いています。これは、看護の基本です。生活環境看護分野とは、その環境をどのようにすれば、人の健康や回復をより導くことができるのかを、研究する分野です。
看護は、あらゆる人々を対象に日常の生活環境を、時間の流れのなかで整えていくことです。対象となる人と環境の両方に焦点をあてて、生活環境看護学分野は、時間生物学という視点から、対象が自律し、より健康に、満足した生活を送るための研究・教育と実践を行っています。
研究について
私たちが取り組んでいる研究は、シフトワーカーにとっての環境や生活の研究に代表されるような、ヒトの睡眠・覚醒リズムに関する研究です。この課題について、光(強さ、波長)、食事摂取行動、排泄行動、皮膚の機能などをアウトカムとして、実験室でのデータ収集、コホートを含む調査研究、それぞれの目的に応じた方法を用いて研究を行っています。私たちの研究室では、2016年から本格的に、天候などに左右されずにリアルライフに近いデータ収集が可能になりました。京大COI、JSTなどからの助成をいただき、長期滞在型の実験室を構築できました。
< Biological rhythm laboratory >(バストイレつきシングルルーム2室)
左:暗条件 右:明条件として撮影 |
生活リズムに関するリーフレット |
学部教育においては、全学共通科目で2006年から「生体リズムと健康」を担当しています。人間健康科学Ⅴ(実習)、看護2〜4年生の基礎看護学領域の看護学原論、基礎看護技術学、基礎看護学演習、看護管理学を主に担当しており、私たちの研究室で得られた成果や経験は、これらの教育にただちに反映させ、有機的なリンケージが図れるように努めています。演習での数多くの基礎的な実験・測定体験は、看護学の研究者養成をミッションとする本学での特徴でもあり、貴重な体験になります。一方、大学院教育においても、多くの大学院生を受け入れています。生活環境看護学、看護理論に関する教育・研究指導を担当しています。
<執筆・分担した教科書・参考図書>
教員による綿密な指導の下、学部生や大学院生は、臨床研究、大規模な実験やフィールド調査などの、多彩な研究に意欲的に取り組んでいます。その研究活動の成果は、学会等で多くの表彰や、日本学術振興会特別研究員 (DC1)の採用にもつながり、研究の励みになっています。
最近の受賞歴
初治沙矢香(2021年博士後期課程入学) | 優秀発表賞(日本生理人類学会秋季フロンティアミーティング、2023) |
高峰詩由(2020年医学部人間健康学科入学) | 優秀演題賞(日本時間生物学会第30回学術大会、2023) |
中本五鈴(2019年博士後期課程入学) | Best Poster Presentation Award 6th East Asian Forum of Nursing Scholars (EAFONS2023) |
中本五鈴(2019年博士後期課程入学) | 優秀発表賞(日本生理人類学会第82回大会, 2021) |
松山洸斗(2021年博士前期課程入学) | 優秀発表賞(日本生理人類学会第82回大会, 2021) |
<卒業論文のテーマ>
- 性別による生活習慣の違いと便秘との関連
- Effects of sleep patterns on constipation among university women
- Daytime exposure of blue-light affected the circadian phase of the rectal temperature in humans
- 年代別にみた尿中ナトリウム・カリウムの排泄量と血圧の関連
- 年代の特徴をふまえた栄養指導を目指して - - 京都府内在住高齢者における昼寝の実態と夜間睡眠との関連
- 月経前の肌状態の朝型・夜型での比較
<修士論文のテーマ>
- 日本の看護師を想定した模擬夜勤が認知パフォーマンスに及ぼす影響
- 日本の気候を模したリアルライフ条件での若年成人女性の皮膚特性の日内変動の解明
- メラノプシン網膜神経節細胞の起床から就寝までの漸減刺激が直腸温とメラトニンに及ぼす影響
<博士論文のテーマ>
- Seasonal effects on the continuous positive airway pressure adherence of patients with obstructive sleep apnea
- Diurnal rhythms of urine volume and electrolyte excretion in healthy young men under differing intensities of daytime light exposure
社会活動について
生活環境看護学では、2013年から京都府教育委員会と京都大学の事業を通して、小学校・中学校・高等学校等に、「眠るとはどういうこと?」をテーマに、こどもの生活リズムに着目し、授業を行っています。実際に自分の体温や心拍数を測定し、眠くなるとどうなるのかを体験して、眠りの大切さを伝えています。生体リズムがずれやすい支援学校には、2013年から継続的に関わり、生徒の睡眠覚醒リズムの確立を長年見守っています。親子向けの生活リズムと睡眠の教室も開催しています。睡眠相談、睡眠健康推進機構や、京大テックフォーラムなどを通じて、体内時計の視点から睡眠の大切さを、一般や中高教諭に伝える活動をしています。
~体内時計と看護学~
私たちの脳にある体内時計は、太陽光の明暗サイクルに同調するような仕組みを持っています。これは、地球上で生きる多くの生物に共通です。しかし、電灯の発明以来、私たちは夜に明るく過ごすことができるようになりました。しかし、その環境は、体内時計や生体リズムに大きく影響を及ぼしていることが、最近わかってきました。利便性が追究されてきた夜の人工照明下での生活は、ヒトの睡眠行動を妨げたり、生体リズムを夜型化させたり、肥満やがん発生のリスクを高める危険性までもが報告されるようになってきました。病院で、人々が眠っている夜中も、患者を見守りつづけているのは看護師です。看護師がより健康的に働くためにはどのような環境が最善であるかも求めていく必要があります。一方で、もちろん、患者が持っている睡眠覚醒リズムの本来の力を引き出し、周囲の環境と合わせていく仕事、つまり、眠れない患者を救うのも看護の力であることは、いうまでもありません。生体リズムに関しては、若村智子編「生体リズムと健康」(丸善出版)参照ください。
大学院受験を志望される方は、メールでお問い合わせください。
最近の業績リスト
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- Nakatsuka Y, Murase K, Sonomura K, Tabara Y, Nagasaki T, Hamada S, Matsumoto T, Minami T, Kanai O, Takeyama H, Sunadome H, Takahashi N, Nakamoto I, Tanizawa K, Handa T, Sato T, Komenami N, Wakamura T, Morita S, Takeuchi O, Nakayama T, Hirai T, Kamatani Y, Matsuda F, Chin K. (2023) Hyperfructosemia in sleep disordered breathing: metabolome analysis of Nagahama study. Scientific Reports
- Negoro H, Nakamoto I, Uiji S, Matsushima Y, Mathis BJ, Kanikowska D, Wakamura T. (2023) Diurnal differences in urine flow in healthy young men in a light-controlled environment: a randomized crossover design. Journal of Physiological Anthropology
- Sunadome H, Murase K, Tabara Y, Matsumoto T, Minami T, Kanai O, Nagasaki T, Takahashi N, Hamada S, Tanizawa K, Togawa J, Uiji S, Wakamura T, Komenami N, Setoh K, Kawaguchi T, Morita S, Takahashi Y, Nakayama T, Hirai T, Sato S, Matsuda F, Chin K. (2023) Associations between Sleep-Disordered Breathing and Serum Uric Acid and Their Sex Differences: The Nagahama Study. Nutrients
- Matsumoto T, Murase K, Tabara Y, Minami T, Kanai O, Takeyama H, Sunadome H, Nagasaki T, Takahashi N, Nakatsuka Y, Hamada S, Handa T, Tanizawa K, Nakamoto I, Wakamura T, Komenami N, Setoh K, Kawaguchi T, Tsutsumi T, Morita S, Takahashi Y, Nakayama T, Sato S, Hirai T, Matsuda F, Chin K. (2023) Sleep disordered breathing and haemoglobin A1c levels within or over normal range and ageing or sex differences: the Nagahama study, Journal of Sleep Research
- Tabara Y, Matsumoto T, Murase K, Setoh K, Kawaguchi T, Nakayama T, Wakamura T, Hirai T, Chin K, Matsuda F. (2023) Sleep-related factors associated with masked hypertension: the Nagahama study. Journal of hypertension
- 大澤まどか, 若村智子, 初治沙矢香(2023). 日本の気候を模したリアルライフ条件での女性の皮膚特性の日内変動, 日本看護技術学会学術集会講演抄録集 21回 106
- 西川恵美, 大澤まどか, 笹井佐和子, 初治沙矢香, 安食冴香, 石神政道, 小川茂行, 升谷英子, 若村智子(2023). 生活スタイルが月経周期に伴う皮膚症状の変化に与える影響 概日リズム同調因子の視点から, 日本抗加齢医学会総会プログラム・抄録集 23回 263
- Takahashi N, Matsumoto T, Nakatsuka Y, Murase K, Tabara Y, Takeyama H, Minami T, Hamada S, Kanai O, Tanizawa K, Nakamoto I, Kawaguchi T, Setoh K, Tsutsumi T, Takahashi Y, Handa T, Wakamura T, Komenami N, Morita S, Hirai T, Matsuda F, Nakayama T, Chin K.(2022) Differences between subjective and objective sleep duration according to actual sleep duration and sleep-disordered breathing: the Nagahama Study. Journal of clinical sleep medicine: JCSM: official publication of the American Academy of Sleep Medicine
- Murase K, Matsumoto T, Tabara Y, Ohler A, Gozal D, Minami T, Kanai O, Takeyama H, Takahashi N, Hamada S, Tanizawa K, Wakamura T, Komenami N, Setoh K, Kawaguchi T, Tsutsumi T, Morita S, Takahashi Y, Nakayama T, Yanagita M, Hirai T, Matsuda F, Chin K. (2021) Association of Sleep Disordered Breathing and Blood Pressure with Albuminuria: The Nagahama Study. Annals of the American Thoracic Society
- 若村智子(2022). 患者の生活環境を整える看護科学:生活リズムの視点から ケアサイエンス構築のための研究と今後の課題, 日本看護科学学会学術集会講演集 42回 119
- 中本五鈴, 初治沙矢香, 松山洸斗, 大澤まどか, 笹井佐和子, 堀田佐知子, 若村智子(2022). 高齢者における朝と夜の光曝露と初回睡眠継続時間との関連, 日本看護研究学会雑誌 45(3) 569
- 西田直子, 水戸優子, 若村智子, 平田美和, 首藤英里香, 冨田川智志, 國澤尚子(2022). 用具を使って楽に移動介助してますか! みんなでいっしょに普及活動をしよう, 日本看護技術学会学術集会講演抄録集 20回 109
- 根来宏光, 中本五鈴, 初治沙矢香, 松島佳子, Dominika Kanikowska, 若村智子(2022). 若年男性における最大尿流率の日内変動と日中の光曝露の影響. 日本排尿機能学会誌 33(1) 268
- Nakamoto I, Horita S, Sasai S, Uiji S, Wakamura T. (2021) Nursing in Japan, Medical professional in international perspective. Nurse. The University of Rzeszow of publishing house. https://repozytorium.ur.edu.pl/bitstream/handle/item/7643/e-book_Medical%20professions_NURSE.pdf?sequence=1&isAllowed=y
- Murase K, Matsumoto T, Tabara Y, Ohler A, Gozal D, Minami T, Kanai O, Takeyama H, Takahashi N, Hamada S, Tanizawa K, Wakamura T, Komenami N, Setoh K, Kawaguchi T, Tsutsumi T, Morita S, Takahashi Y, Nakayama T, Yanagita M, Hirai T, Matsuda F, Chin K. (2021) Association of Sleep Disordered Breathing and Blood Pressure with Albuminuria: The Nagahama Study. Annals of the American Thoracic Society.
- 松本健, 村瀬公彦, 田原康玄, 南卓馬, 谷澤公伸, 若村智子, 平井豊博, 松田文彦, 陳和夫(2021). 睡眠呼吸障害とHbA1c値及び糖尿病治療の有無との関連 ながはまスタディ. 日本呼吸器学会誌 10(増刊) 206
- 砂留広伸, 村瀬公彦, 田原康玄, 南卓馬, 武山博文, 高橋順美, 松本健, 濱田哲, 長崎忠雄, 谷澤公伸, 半田知宏, 松本久子, 若村智子, 森田智視, 平井豊博, 松田文彦, 陳和夫(2021). 睡眠呼吸障害のバイオマーカーとしての血清尿酸値の有用性の検討 ながはまスタディ. 日本呼吸器学会誌 10(増刊) 206
- 水戸優子, 平田美和, 西田直子, 若村智子, 冨田川智志, 國澤尚子(2021). 看護基礎教育における移動技術教育での移動用具の使用に関する実態調査 学校種類別の特徴 看護人間工学会誌 2 59-67
- 高橋順美, 松本健, 中塚賀也, 村瀬公彦, 田原康玄, 武山博文, 川口喬久, 瀬藤和也, 堤孝信, 高橋由光, 若村智子, 松田文彦, 平井豊博, 中山健夫, 陳和夫(2021). 主観的,客観的睡眠時間の差と睡眠呼吸障害,非回復性睡眠の関連:ながはまスタディ. 日本睡眠学会定期学術集会プログラム・抄録集 46th
- 砂留広伸, 村瀬公彦, 田原康玄, 高橋順美, 松本健, 濱田哲, 長崎忠雄, 谷澤公伸, 半田知宏, 松本久子, 若村智子, 森田智視, 平井豊博, 松田文彦, 陳和夫(2021). 睡眠時呼吸障害のバイオマーカーとしての血清尿酸値の有用性の検討:ながはまスタディ. 日本睡眠学会定期学術集会プログラム・抄録集
- 初治沙矢香、若村智子(2021). 交代制勤務を行う看護師のクロノタイプ判定の現状(文献検討)日本生理人類学会第82回大会
- 松山洸斗, 中本五鈴, 初治沙矢香, 笹井佐和子,大澤まどか, 大片凜, 福田裕美, 桐原弘, 森田健, 若村智子(2021). メラノプシン網膜神経節細胞の起床からの漸減刺激が直腸温とメラトニンに及ぼす影響, 日本生理人類学会第82回大会
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- 西川恵美,大澤まどか,安食冴香,初治沙矢香,小川茂行,若村智子(2021). 日中に明るい室内で過ごす女性の皮膚状態と睡眠の質および自然光との関係. 日本生理人類学会第82回大会
- 大澤まどか, 西川恵美, 安食冴香, 初治沙矢香, 若村智子(2021). 睡眠の質および就床前照明とヒトの皮膚との関係. 時間生物学 27(2)
- 若村智子(2021). 1日の3分の1の時間を費やす寝床は,ビックデータの宝庫だろうか? 時間生物学 27(2)
- 砂留広伸, 村瀬公彦, 田原康玄, 南卓馬, 武山博文, 高橋順美, 松本健, 濱田哲, 長崎忠雄, 谷澤公伸, 半田知宏, 松本久子, 若村智子, 森田智視, 平井豊博, 松田文彦, 陳和夫(2021). 睡眠呼吸障害のバイオマーカーとしての血清尿酸値の有用性の検討:ながはまスタディ. 日本呼吸器学会誌(Web) 10
- 松本健, 村瀬公彦, 田原康玄, 南卓馬, 谷澤公伸, 若村智子, 平井豊博, 松田文彦, 陳和夫(2021). 睡眠呼吸障害とHbA1c値及び糖尿病治療の有無との関連:ながはまスタディ. 日本呼吸器学会誌(Web) 10
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- Wakamura. T(2021) Adaptation: Light Environment for Shift Work Nurse in Japan. The 5 thAsian Form on Chronobiology. Kaifeng, China.
- Nakamoto I, Uiji S, Okata R, Endo H, Tohyama S, Nitta R, Hashimoto S, Matsushima Y, Wakimoto J, Hashimoto S, Nishiyama Y, Kanikowska D, Negoro H, Wakamura T. (2021) Diurnal rhythms of urine volume and electrolyte excretion in healthy young men under differing intensities of daytime light exposure.Scientific Reports, 11, 1, 13097-13097.
- Nakatsuka Y, Murase K, Matsumoto T, Tabara Y, Nakamoto I, Minami T, Takahashi N, Takeyama H, Kanai O, Hamada S, Tanizawa K, Handa T, Wakamura T, Komenami N, Morita S, Nakayama T, Hirai T, Matsuda F, Chin K. (2021) Markers of cardiovascular disease risk in sleep-disordered breathing with or without comorbidities: the Nagahama Study. Journal of clinical Sleep Medicine: JCSM: official publication of the American Academy of Sleep Medicine.
- Fujino, Oka Y, Wakamura T. (2021) Seasonal effects on the continuous positive airway pressure adherence of patients with obstructive sleep apnea. Sleep medicine, 80, 126-133.
- Minami T, Matsumoto T, Tabara Y, Gozal D, Smith D, Murase K, Tanizawa K, Takahashi N, Nakatsuka Y, Hamada S, Handa T, Takeyama H, Oga T, Nakamoto I, Wakamura T, Komenami N, Setoh K, Tsutsumi T, Kawaguchi T, Kamatani Y, Takahashi Y, Morita S, Nakayama T, Hirai T, Matsuda F, Chin K. (2021) Impact of sleep-disordered breathing on glucose metabolism among individuals with a family history of diabetes: the Nagahama study. Journal of Clinical Sleep Medicine: JCSM: official publication of the American Academy of Sleep Medicine,17, 2, 129-140.
- Hamada S, Tabara Y, Murase K, Matsumoto T, Setoh K, Wakamura T, Kawaguchi T, Kosugi S, Nakayama T, Hirai T, Matsuda F, Chin K. (2021) Night-time frequency of urination as a manifestation of sleep-disordered breathing: the Nagahama study. Sleep medicine, 77, 288-294.
- Tabara Y, Matsumoto T, Murase K, Setoh K, Kawaguchi T, Kosugi S, Nakayama T, Hirai T, Wakamura T, Chin K, Matsuda F. (2020) Home device-monitored sleep blood pressure reflects large artery stiffness: the Nagahama study. Journal of Hypertension, 38, 12, 2459-2464.
- Takahashi N, Matsumoto T, Nakatsuka Y, Murase K, Tabara Y, Takeyama H, Minami T, Hamada S, Kanai O, Tanizawa K, Nakamoto I, Kawaguchi T, Setoh K, Tsutsumi T, Takahashi Y, Handa T, Wakamura T, Komenami N, Hirai T, Matsuda F, Nakayama T, Kazuo Chin K. (2020) Changes in the difference between subjective and objective sleep duration according to sleep duration or sleep disordered breathing: The Nagahama Study. European Respsratory Journal.
- Matsumoto T, Murase K, Tabara Y, Minami T, Kanai O, Takeyama H, Takahashi N, Hamada S, Tanizawa K, Wakamura T, Komenami N, Setoh K, Kawaguchi T, Tsutsumi T, Morita S, Takahashi Y, Nakayama T, Hirai T, Matsuda F, Chin K. (2020) Sleep disordered breathing and metabolic comorbidities across gender and menopausal status in East Asians; the Nagahama Study, European Respiratory Journal.
- 若村智子、西村舞琴:はじめて学ぶ文献レビュー,総合医学社,2020
- 村瀬公彦, 松本健, 田原康玄, 南卓馬, 高橋順美, 武山博文, 濱田哲, 金井修, 若村智子, 米浪直子, 平井豊博, 松田文彦, 陳和夫(2020). 呼吸管理 睡眠呼吸障害および血圧が尿中アルブミン量に与える影響 ながはまスタディ.日本呼吸器学会誌,9, 増刊, 126.
- 西田直子, 水戸優子, 若村智子, 冨田川智志, 平田美和, 國澤尚子, 小林由実(2020). 「改訂腰痛予防対策指針とノーリフティング原則」に関する看護教員の知識と看護 学生への移動技術および用具に関する教育との関連. 看護人間工学会誌, 1, 49-55.
- 西田直子, 水戸優子, 小林由実, 冨田川智志, 平田美和, 若村智子, 國澤尚子(2020). 看護基礎教育教員の「腰痛予防対策指針およびノーリフティング原則」の知識と移動技術教育内容、移乗・移動用具の教授との関連. 看護人間工学会誌, 1, 95.
- 若村智子, 中本五鈴, 初治沙矢香, 堀田佐知子, 矢野理香, 岡田淳子(2020). 睡眠,わかりません!日本看護研究学会雑誌, 43, 3, 3.
- Matsumoto T, Tabara Y, Murase K, Setoh K, Kawaguchi T, Nagashima S, Kosugi S, Nakayama T, Wakamura T, Hirai T, Matsuda F, Chin K, Nagahama Study Group. (2019) Association between sleep disturbance and nocturnal blood pressure profiles by a linear mixed model analysis: the Nagahama study.Sleep medicine, 61 104 – 109.
- Wakamura. T(2019) New insights into light’s non-visual impact on sleep circadian physiology, The effect of daytime lighting on the quality of sleep, in human – from healthy people to caregivers. World Sleep, Vancouver, Canada.
- Nakamoto I, Ishiguro S, Ishida C, Hasegawa H, Shigeta I, Uiji S, Matsuyama H, Wakamura T. (2019) Daytime Exposure of Blue-light Affected the Circadian Phase of Rectal Temperature in Humans. The 13thmeeting of European Biological Rhythm society, Lyon, France.
- Uiji S, Shigeta I, Hasegawa H, Ishiguro S, Ishida C, Nakamoto I, Wakamura T. (2019) Effect of the Cognitive Performance Tasks in Simulated Night Shift Work. The 13th meeting of European Biological Rhythm society, Lyon, France.
- Nitta R, masutani E, Nakamoto I, Uiji S, Horita S, Komenami N, Wakamura T. (2019) Difference of Chronotype is Associatteed with Constipation and Sleep Habits among Japanases University Women Student. The 14thInternational Congress of Physiological Anthropology, Singarpore.
- Tabara Y, Ikezoe T, Matsumoto T, Murase K, Setoh K, Funada S, Kawaguchi T, Nagashima S, Kosugi S, Hirai T, Nakayama T, Wakamura T, Chin K, Ichihashi N, Tsuboyama T, Matsuda F. (2019) Association of weak hip abduction strength with nocturia in older women: The Nagahama study. Geriatrics & gerontology international. Oct;19(10):1010-1016.
- Tabara Y, Matsumoto T, Murase K, Setoh K, Kawaguchi T, Nagashima S, Funada S, Kosugi S, Hirai T, Nakayama T, Wakamura T, Chin K, Matsuda F, Nagahama study group. (2019) Lifestyle habits associated with nocturnal urination frequency: The Nagahama study. Neurourology and urodynamics. Nov;38(8):2359-2367.
- Tabara Y, Matsumoto T, Murase K, Setoh K, Kawaguchi T, Nagashima S, Kosugi S, Hirai T, Nakayama T, Wakamura T, Chin K, Matsuda F, the Nagahama study group. (2019) Frequent nocturnal urination in older men is associated with arterial stiffness: The Nagahama study. Hypertension research. Dec;42(12):1996-2001.
- Higo Y, Nagashima S, Tabara T, Setoh K, Kawaguchi T, Takahashi Y, Kosugi S, Nakayama T, Matsuda F, Wakamura T,Nagahama study group. (2019) Association of the spot urine sodium-to-potassium ratio with blood pressure is independent of urinary Na and K levels: The Nagahama study. Hypertension Research. 42(10), 1624-1630.
- 田原康玄, 肥後有貴子, 長島俊輔, 瀬藤和也, 川口喬久, 高橋由光, 小杉眞司, 中山健夫, 若村智子, 松田文彦(2019). 随時尿ナトリウム・カリウム排泄量、ナトカリ比と血圧との関連. 日本循環器病予防学会誌54(2) 124.
- 南卓馬, 松本健, 村瀬公彦, 谷澤公伸, 田原康玄, 武山博文, 小賀徹, 長島俊輔, 若村智子,平井豊博, 松田文彦, 陳和夫(2019). 睡眠時無呼吸症候群の病態と治療 糖尿病家族歴者に睡眠呼吸障害が合併した場合の糖尿病有病率 ながはまスタディ. 日本呼吸器学会誌8(増刊) 168.
- 若村智子, 初治沙矢香, 中本五鈴, 肥後有貴子, 堀田佐知子, 橋口暢子, 小林宏光(2019). 社会的存在としての人間の睡眠と生体リズム 看護との関連. 日本看護科学学会学術集会講演集,39回.
- 肥後有貴子, 堀田佐知子, 若村智子(2019). 年齢別のナトリウムおよびカリウムの尿排泄量と血圧の関係 ながはまスタディ, 日本看護科学学会学術集会講演集, 39回.
- 若村智子, 中本五鈴, 初治沙矢香. (2019) 生体リズムの知識を活用した基礎看護技術教育 日本看護技術学会学術集会講演抄録集, 18回, 134.
- 山口曜子, 西村舞琴, 徳永基与子, 任和子, 若村智子(2019). 睡眠と食事のタイミングによる血糖変動への影響 20代女性を対象に, 日本看護研究学会雑誌, 42, 3, 613.